さんさんてらす 小学校 読書感想文の書き方

読書感想文の書き方について元小学校教諭がお伝えします

①入学説明会で確認すること トイレ 小学校入学準備室

 

2月に入ると

新しく入学する新1年生の保護者のために

入学説明会が行われます

 

子どもたちは

5年生(入学する時に6年生)の

お兄ちゃん、お姉ちゃんが教室でお世話

 

ちょっぴり先に

小学校の教室に入り

ドキドキの体験です


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その間に体育館では

保護者向けの説明会

 

小学校生活について

準備物の説明など

入学までに必要なことを聞いたり

体操服や教材など

物品の販売があったりします

 

入学説明会は

バタバタしたスケジュールですが

気をつけて見てほしいのは

 

【小学校の子ども用トイレ】

 

設備が古く、

和式トイレしかない学校も

まだまだあります

 

洋式のトイレに慣れている

子どもたち

 

入学前に和式トイレのあるお店に行き、

トイレの練習をしたという話を

よく聞きました

 

不安が多くなる小学校生活

安心して過ごすために

入学説明会でのトイレチェック

忘れずにやってみてください

 

さんさんてらす 小学校入学準備室

 

 

自分の教室がわかるための工夫 小学校入学準備

小学校入学準備についてお話をしています

今日のテーマは「自分の教室がわかるための工夫について」です


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新1年生を迎えるために小学校では細やかな準備を行っています

 

入学したばかりの子どもたちは、1組2組3組と教室が並んでいると自分の教室がどこなのか
わかりにくいことがあります

 

それで導入されているのがクラスカラーという仕組みです

 

例えば1組は赤、2組は青という風に色を決めて
自分の教室、クラスがわかるようにしています


具体的には、子どもがつけている名札を1年生用のものにして、学校名とか名前を書く紙に色の縁取りがついているものを入れる

 

それから靴箱のカラーテープを名前を書くところの下にカラーテープをつけて、赤色の靴箱、黄色の靴箱と遠くから見た時に色で分かるような工夫をしていたり

 

1年1組という教室の札の下に赤色の丸のついた木の板を下げて廊下を歩いている時に赤の教室、黄色の教室とわかるようにしています


中には、プリントを集めたりノートを集めたりするかごの色もクラスカラーの赤とか黄色に合わせて購入して準備をする先生もいます

 

なんとなく赤い部屋だなぁとかここは黄色い部屋だなという印象になるように工夫をしていて、子ども達が急いで教室に入るときやまだ数字が認識できない子どもたちが色で自分の教室が分かるようにしています

 

子ども同士も名札の色を見ると赤色と赤色で同じクラスの友達とか近所の子でも私は赤だけどお友達は青だから違うクラスというふうに認識ができていきます

 

このことで子どもは所属意識をもつことができて自分の教室という学校の中の心の拠りどころ、居場所を感じることができます

 

 

さんさんてらす 小学校入学準備室

子どもが数に興味をもつには? 小学校入学準備

小学校入学準備についてお話をしています


今日のテーマは
「子どもが数に興味をもつ親の手助けの方法」
についてです


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数や数字は生活の中にありふれています


子どもは数えるという経験を沢山することで
頭の中に数の概念が出来上がっていきます


例えば、

「車のおもちゃを5個選んでね」と

いうようなことを繰り返すことを続けます

 

自分が好きな車のおもちゃを5個持ってきて
綺麗に並べます

そして一緒に1.2.3.4.5と指をさして
数えることで5という言葉と
5という数が結びついていきます

 

時には5個より多く持ってきたり
少なかったりすることもあるんですけれども

そういう時は
「今3つだからあと2つ持ってきていいよ」とか
「ちょっと多すぎだよね」という風に声をかけると、多いとか少ないという概念も一緒に伝えることができます


他の例としては
お風呂の湯船に入っている時に一緒に1から20まで数えていったりとか、

湯船から上がる前に10から0までのカウントダウンを10.9.8.7とカウントダウンしていくことがいいかなと思っています

 

最後0まで数えると何もないと言う数の概念も伝えることができるので、増えていく数の数え方とカウントダウンも一緒に繰り返し繰り返し伝えていくといいかなと思っています

 

生活の中で繰り返し出てくる場面に数を教えること、数えることを組み込んでいくことで小学校で足し算引き算をするときにその日常の場面が子どもの頭の中で思い浮かべやすくなります


少し意識して数について伝えていくと
いいかなと思っています

 

 

さんさんてらす 小学校入学準備室

子どもが文字に興味をもつには? 小学校入学準備

小学校入学準備について

今日のテーマは「子どもが文字に興味をもつ親の手助けの方法」についてです


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幼稚園、保育園までは
会話を中心とした学びの時間になっていますが

小学校に入ると教科書を中心とした学びへ
変わっていきます

 

どうやったら子どもが文字に興味をもつのかなと思っている方もいると思います
具体的な方法で二つお話ししたいと思います


一つ目は
子どもはよく絵本や看板に書いてある文字を指さして「何て書いてあるの」と聞くことがあります

 

その時にとても面倒くさいのですが、聞かれたらすぐこれは「さかな」って書いてあるよとか、これは「やま」と書いてあるよとゆっくりはっきりその言葉を伝えてください

 

そうすると子どもは、今見ている文字と耳で聞こえてきた音、それを結びつけることができます

 

その経験を積み重ねることで、文字への興味をもっていくことができます


二つ目に
子どもがいろんな文字の真似をして
画用紙や紙にお絵かきをすることがあります

 

結構文字が好きな子どもは
ママにお手紙を書いたよと言って、フニャフニャとした字を書いてくれることもあります

 

それをもらった時に
「わーすごいねありがとう」と褒めることを
どうぞ続けてください

 

時には、逆さ文字とかうまく書けていないことがあって間違っていることもあると思います

 

でも何かを書いて人に伝えるということで相手が喜んでくれると言うことが子どもにとってとてもとても嬉しいことなんですよね

 

なので余裕がある時は赤ペンで丸をつけたりとか可愛いスタンプ押すと書いた子どももとても喜ぶと思います

 

この経験を通して書くって楽しいなあという感情をどんどんどんどん芽生えさせていくと、子どもが文字に興味をもつきっかけになると思います

 

今日は具体的な二つの例を出して「子どもが文字に興味をもつ親の手助けの方法」について話しました

 

さんさんてらす 小学校入学準備室

ひらがなは無理矢理教えなくていい 小学校入学準備

小学校入学準備についてお話ししていきます

 

今日のテーマは「ひらがなは無理矢理教えなくていい」ということについてお伝えします


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入学前にひらがなを覚えていないと焦るお家の方がいますが、ひらがなは入学前に無理やり教える必要はありません

 

やらなくていいわけを、大きく三つ話したいと思います

 

一つ目にひらがなは入学後、国語の授業で一日一文字ずつ教えます

 

約2ヶ月かけてじっくり学ぶので、入学前に焦って教えておく必要はありません

 

二つ目の理由として小学校1年生の担任はひらがなは自分が教えるものと思っています

 

なので4月に教室を見渡した時に、どの子がひらがなを全部覚えていてどの子がひらがなを覚えていないという目で見ていません

 

その日に教えるひらがな1文字ずつを、全員が書けるようになるようにじっくりじっくり時間をかけて教えています


三つ目の理由としては、無理やり入学前にひらがなを教えると文字への苦手意識が子どもに芽生えてしまうことがあります

 

そうすると国語の授業でひらがなを目にした時に、苦手意識が出てきて吸収しにくいことがあります


少し苦手だなというお子さんに対しては無理に教えることはせず
「小学校に行ったら習うよ」とか「楽しみだね」というような声だけかけてあげてるといいんじゃないかなと思っています

 

 

さんさんてらす 小学校入学準備室

 

なぜ小学校入学準備が必要なのか?

小学校入学準備についてお伝えしています

 

今日は
「なぜ小学校入学準備が必要なのか」についてです


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幼稚園、保育園と

小学校の生活は大きく変わります

 

子どもも小学校の生活というのは
初めてのことなので


どんな場所なのかなとか
どんなことをするのかなというのが

自分の中でイメージしにくくて
不安の方が大きくなることもあります

 

そして小学校に入学するくらいの

子どもというのは
まだ自分で言葉を使って自分の気持ちを
しっかりと表現することが難しいので


自分が思っているモヤモヤとか

困っていることとかを

言葉でうまく伝えることができません

 

その分、親である私たちが
汲み取って安心させてあげる必要があります

 

また小学校のイメージを考える時に
私たち親自身が小学校に通っていた時のイメージで考えていると
今の小学校で大きく変わっている部分もあります

 

今の小学校の様子がどんなものなのか
そして親自身がどういう風な

サポートをしていくと


子どもが安心して

小学校に通えるのかということを

 

小学校教諭として働いた経験、それから子育てをしている親
どちら側の立場からも伝えていけたらいいなと思っています

 

さんさんてらす 小学校入学準備室

子どもに小学校って何するところ?と聞かれたら

今日は、子どもに「小学校って何するところ?」と聞かれたらというテーマでお話します


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兄弟に小学生がいると、何となくイメージしやすい「小学校」というもの

 

しかし、1人目のお子さまの場合、なかなかわかりやすい言葉で説明できないこともあるかと思います

 

私が1年生の担任をしていた時に使っていた表現は、

 

小学校は勉強をするところ

そして友達と仲良くするところだよ

 

と話していました

 

入学式の校長先生の話の中で、このことを伝える場合もあります

 

遊びの中で成長に必要なことを学ぶ幼稚園、保育園時代から、教科の学習や行事での取り組みを通して学んでいく小学校生活へ

 

子どもにわかりやすい言葉で、小学校のイメージを伝えられるといいですね

 

 

さんさんてらす 小学校入学準備室